佐藤駿「落ち着いて自分の演技をしよう」4回転ルッツ成功で4位フィニッシュ

[ 2022年12月10日 22:45 ]

フィギュアスケート・GPファイナル最終日 ( 2022年12月10日    トリノ・パラベラ競技場 )

<トリノGPファイナル男子フリー>演技する佐藤駿(撮影・長久保 豊)
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 SP6位の佐藤駿(明大)はフリー4位の173・54点を出し、合計250・16点で4位まで順位を上げた。

 冒頭の大技4回転ルッツを鮮やかに決め、トーループの4回転―3回転や単発の4回転トーループ、3回転半2本など全てのジャンプを成功。演技後は納得した表情を見せた。「落ち着いて自分の演技をしようと思っていた。1日空いて、落ち着いて臨めた」と振り返った。

 トリノのパラベラ競技場は、19年ジュニアGPファイナルを制した場所。シニアに上がり、この3年間は苦しい思いも経験。当時のジュニアGPファイナルをともに戦った同年代の北京五輪銀メダリスト・鍵山優真(オリエンタルバイオ)を引き合いに「優真も去年より成長していると思うので、僕も去年よりも成長した姿を見せられるように頑張りたい」と年末の全日本選手権での戦いを見据えた。

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