川崎春花、完全V 国内メジャー覇者ルーキーでもNo.1 「結果としては100点以上」

[ 2022年12月10日 04:11 ]

JLPGA新人戦 加賀電子カップ最終日 ( 2022年12月9日    千葉県 グレートアイランドC=6482ヤード、パー72 )

優勝し笑顔を見せる川崎春花(撮影・西尾 大助)
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 単独首位から出た今季2勝の川崎春花(19=村田製作所)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算7アンダーで完全優勝した。ツアー初優勝した日本女子プロ選手権での国内メジャータイトルに、ルーキーNo・1の称号を加えた。1打差2位は68をマークした永嶋花音(21=イントループ)。大会は昨年11月のプロテスト合格者21人によって、2日間36ホールで争われた。来年は3日間大会として開催される見込み。

 外せばプレーオフとなる2メートルのパットを沈め、川崎がさすがの勝負強さを見せた。メジャー覇者が貫禄の完全V。一生に一度のタイトルでルーキーイヤーを締めた。

 「優勝したいと思っていたので、いい締めくくりになった。想像もしていなかった一年間。内容はまだまだだけど、結果としては100点以上です」

 9月の日本女子プロを制するなど今季2勝を挙げ、メルセデス・ランキングでは15位に入った。さらに、賞金女王に輝いた不動裕理や上田桃子らと同じ、新人戦大会覇者に名を連ねた。このオフはショートゲームに磨きをかけるべく、父と九州での合宿を計画中。前途有為な19歳は来季の目標を問われ、「メルセデス・ランキング1位を目指して頑張りたい」と力強く宣言した。

 ▼2位・永嶋花音 後半にパッティングがかみ合ってスコアを伸ばすことができた。この1年間は苦しかったけど、そういう経験ができたのは大きい。(4位から68をマーク)

 ▼12位・尾関彩美悠 攻めた結果、池にも入ったけれど、優勝を狙おうと思っていたのでしょうがないかな。今年は60点ぐらい。今日ので20点マイナスです(笑い)。(9月にツアー初優勝)

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2022年12月10日のニュース