リーチ「ここでまたパレードを」思い出の丸の内で期間限定カフェ出店

[ 2022年12月10日 20:56 ]

リーグワンのBL東京主催試合の会場に出店するキッチンカーの前で笑顔のリーチ・マイケル
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 ラグビー日本代表のリーチ・マイケル(BL東京)が10日、東京都千代田区の丸ビル外構で三菱地所とのコラボキッチンカー「リーチマイケル コーヒースタンド powered by 三菱地所」を出店し、発表会に出席した。同様の企画は昨年に続き2回目。選び抜いたエチオピア産の豆を、自身が好む深煎りにした至極の一杯を提供した。

 15~20年には東京都府中市内でカフェを経営するなど、無類のコーヒー好きで知られるリーチ。東海大時代は「お金がなくて」コーヒーを飲めなかったが、11年の東芝入り後、当時在籍していた元オールブラックスのデービッド・ヒルの“手ほどき”を受け、コーヒーをたしなみ、愛すようになったという。

 自宅にはエスプレッソマシンが2台あるほか、日本代表でも各合宿地にマシンを備えており、食後や練習の合間に仲間と一緒に楽しむのが恒例。今やチームビルディングには欠かせぬアイテムの一つとなっており、「ストレス発散したい時にもいい。濃いコーヒーが好きで、最近はブラックで飲む。1日5杯」と明かした。

 今年11月の欧州遠征では、約10人から成る「コーヒー部」を結成。1人あたり1万円を集めて現地通貨に両替し、評判店などを巡っていたという。「最初の5分はコーヒーの話をする。レビューを書いたり。あとは練習の文句」と話して笑わせたが、遠征中のストレスを発散し、選手間の結束を固めるには最高の時間になったようす。会長はディラン・ライリー、会計役は会計士の資格を持つクレイグ・ミラーで、「僕は名誉会長」と誇らしげに話した。
 キッチンカーは今月17日に開幕するリーグワンのBL東京主催試合で、会場に出店することを計画しているという。提供商品もこの日はコーヒー2種とバナナブレッドの計3品だったが、リーチは「進化させたい」と予告した。

 丸の内と言えば3年前の19年12月11日、日本代表がW杯で史上初の8強入りを果たしたことを記念し、パレードが行われた場所。「思い出の場所。奥さんとよくデートする場所」と話したリーチは、出場すれば自身4度目となる来年のW杯フランス大会を見据え、「ここでまたパレードができるように、最高の結果、2019年以上の結果を残したい。引き続き、応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

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2022年12月10日のニュース