ウィザーズが4連勝 2試合連続で3P記録を更新 八村は3得点のみ

[ 2022年11月14日 10:27 ]

グリズリーズ戦にベンチから出場したウィザーズの八村(AP)
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 東地区全体5位のウィザーズは13日、地元ワシントンDCで西地区全体2位のグリズリーズを102―92(前半55―51)で下して8勝6敗。6本の3点シュートで25得点をマークしたクリスタプス・ポルジンギス(27)や、自己記録に並ぶ21得点を挙げたデニ・アブディヤ(20)らの活躍などで4連勝を飾った。このカードでは3試合ぶりの勝利。フリースローを21本中10本外しながらも、今季のホームゲームでは3連勝で5勝3敗となった。

 健康安全プロトコルの対象となったブラドリー・ビール(29)は練習を再開したものの5試合連続で欠場(この間チームは4勝1敗)。しかし3点シュートの成功数は前日のジャズ戦で記録した今季最多記録(16本)を超える19本(試投40本)に達し、成功率(47・5%)も今季最高だったジャズ戦の44・4%を上回った。

 八村塁(24)は今季最少の15分の出場で3得点のみ。ひとケタ得点は出場14試合で3回目となった。この日は第1Qの5分29秒からコートに登場したものの、最初の6本のシュートを外し、唯一のフィールドゴール(FG)成功は第3Q残り1分10秒に決めた3点シュート1本だけ。第4Qに出場機会はなかった。ただし出場時間帯のチームスコアはプラス5。プラスとなったのは今季4回目となった。

 グリズリーズは9勝5敗。今季リーグ8位の28・8得点を挙げていたジャー・モラント(23)が足首、24・7得点で3点シュートの成功率が45・1%に達していたデズモンド・ベイン(24)がつま先の故障でともに欠場し、1試合で計53・5得点を稼いでいた先発のバックコート陣を欠いて後半で勝機を見いだせなかった。

 14試合を消化した時点で八村の今季平均は11・3得点(昨季11・3)、4・9リバウンド(同3・8)。シュートの成功率はFGが46・0%(同49・1%)、3点シュートが30・0%(同44・7%)、フリースローは72・%(同69・7%)となっている。

 なおウィザーズは16日にワシントンDCでサンダー(6勝7敗)と対戦する。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場6分31秒=無得点)
(1)7分28秒・2人にマークされてゴール下=×
(2)8分0秒・右エルボー付近からプルアップでジャンプシュート=×
(3)9分57秒・ペイント内でプルアップのジャンプシュート=×
(4)10分26秒・左サイドから3点シュート=×
 ▼第2Q(出場2分3秒=シュート機会なし)
 ▼第3Q(出場6分53秒=3得点
(5)7分10秒・左サイドからのドライブでゴール下。新人ララビアにボールをはたかれる=×
(6)8分42秒・ペイント内でジャンプシュート=×
(7)10分50秒・右サイドから3点シュート=○(アシスト・バートン)
 ▼第4Q(出場機会なし)

 <ウィザーズ今季のホーム成績>
 ▼10月21日=○102―100ブルズ
 ▼10月25日=○120―99ピストンズ
 ▼10月29日=●117―127ペイサーズ
 ▼10月31日=●111―118 76ers
 ▼11月4日=●86―128ネッツ
 ▼11月10日=○113―105マーベリクス
 ▼11月12日=○121―112ジャズ
 ▼11月13日=○102―92グリズリーズ

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