男子総合・加藤、女子総合・鈴木が初優勝 12月開催ホノルルマラソン招待決定

[ 2022年11月14日 04:11 ]

スポニチ後援 坂東市将門ハーフマラソン ( 2022年11月13日 )

ハーフ男子優勝の加藤(左)と同女子優勝の鈴木
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 第32回坂東市将門ハーフマラソン(スポニチ後援)は13日、茨城県坂東市八坂総合公園陸上競技場をゴールに2848人がエントリーして行われた。ハーフ男子総合は加藤拓海(26)が1時間6分27秒で、同女子は鈴木絵里(38)が1時間17分16秒で、ともに初優勝。両者にはスポニチ杯が贈られホノルルマラソンへの招待が決まった。

 ≪前回4位の雪辱≫ハーフ男子総合は前回4位の雪辱を果たし初優勝を飾った加藤は「リベンジできて最高!」と満面の笑みを見せた。前半10キロで先頭に追いつき、2位に1分10秒差をつける完勝。前回は初出場で思い通りに走れなかったコースだが、30キロ走を積み重ねて見事に攻略した。「レース中にはトレーニング仲間にも再会でき、沿道の声援も力になった」と周囲にも目を向けられる余裕のレース運びで、成長を証明した。

 ≪有言実行の走り≫ハーフ女子総合はゴールテープを切った瞬間、鈴木は苦しげな表情を浮かべながらも小さくガッツポーズを見せた。スタートからトップを守ったが「序盤に飛ばしすぎて後半がキツくなった」と反省。それでも「粘れて良かった」と最後は笑顔だった。18年ホノルルマラソンのフルマラソンで3位入賞した実力者。「勝って出場権を得るために秋田から参加した」と有言実行の走りで、12月のホノルルでは「2時間50分を切る」と誓った。

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2022年11月14日のニュース