【箱根駅伝予選会】55年ぶり切符の立大 上野監督、男泣き「15キロまで絶対に前に」作戦ズバリ

[ 2022年10月15日 11:37 ]

第99回箱根駅伝予選会 ( 2022年10月15日    陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園 )

<箱根駅伝予選会>55年ぶりの本戦出場が決まり、歓喜の立大の選手たち(撮影・木村 揚輔)
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 来年1月2、3日の本戦出場の10枠をかけ、ハーフマラソン(21・0975キロ)の距離で行われ、43校が参加した。

 20、21年は新型コロナウイルスの影響で陸上自衛隊立川駐屯地内を周回するコースだったが、今年は3年ぶりに市街地も駆ける従来のコースに。各校10人以上、12人が出場し、各校上位10選手の合計タイムで争い、立大が6位に入り、55年ぶり28回目の本戦出場を決めた。

 中大時代に駅伝で活躍した上野裕一郎監督は、選手の手で胴上げされると涙が止まらなかった。「自分が胴上げされる日が来ると思わなかったし、まずは選手たちがつらい練習、日々の生活、大学生らしい、そういうとこをしっかりやってくれたからこその本戦出場だと思う」と男泣きだ。

 「前残りが大事。15キロまで絶対に前にいく、そこの気持ちだけで今年1年やってきた」という作戦もハマって、序盤から出場圏内を安定走行。「ここで終わりじゃない。この先、シード権、上位に食い込んでいくのはすごく大切。そういう大学になっていけるよう日々、また精進して浮ついた気持ちなく謙虚な気持ちで一丸となってやっていきたい」と正月の大一番を見据えた。

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