泉ひかりは4位 初のパルクール世界選手権でメダル逃すも「楽しかったです」

[ 2022年10月15日 17:43 ]

<第1回世界パルクール選手権>女子スピード決勝に出場した泉ひかり
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 第1回世界パルクール選手権第2日は15日、東京・有明アーバンスポーツパークで行われ、女子スピード決勝で泉ひかり(26=TOKIOインカラミ)は4位と、惜しくも表彰台を逃した。準決勝で予選タイムを3秒以上短縮する37秒63をマークして2位通過すると、決勝ではさらにタイムを短縮する35秒80を叩き出したが、0・15秒届かなかった。

 泉は「世界大会では40秒切りたいなと思っていたんですけど、予選では40秒切れなくて。準決勝でまさか3秒縮まって、決勝でまた2秒と、目標より5秒も短くなって自分的にもミスなく、スムーズに走り切れて、すごく満足しています」と笑顔で振り返った。

 自分と体格的に近い選手を参考にしながら、どのコースを通るかを再考して準決勝ではルートを変更。順位は下げたが、大幅にタイムは短縮した。

 「自分の中では満足いくランはできたけど、応援してくれたは申し訳ないなと。初めて開催された世界選手権でメダルを取れなかったのは自分の力不足だなと思いました」

 地元開催とあって周囲の期待も大きかっただけに少しだけ悔いも残ったが、「楽しかったです。走り切れて良かったです。順位はついてしまうけど、みんなが盛り上がって喜んでくれたので良かったです」と最後まで笑顔だった。

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