ラグビー女子日本代表、好機でミス連発し逆転負け 南早紀主将「チャンスをつぶしてしまった」

[ 2022年10月15日 21:46 ]

ラグビーW杯ニュージーランド大会1次リーグB組   日本17―30米国 ( 2022年10月15日    ファンガレイ )

米国戦で突破する今釘(中央)=ファンガレイ(ゲッティ=共同)
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 世界ランキング13位の女子日本代表は同6位の米国に17―30と逆転負けで、開幕2連敗を喫した。前半はSH阿部恵(24=アルカス熊谷)の先制トライで5―3とリードして折り返すも、後半は10―8から3連続トライを許し失速。勝ち点0のまま、23日に1次リーグ(L)最終戦で同5位のイタリアと対戦する。

 サクラフィフティーンは8強入りが遠のく、痛い連敗を喫した。前半の反則数は米国の8に対し4にとどめたが、後半は相手より2つ多い6と要所や好機でミスを連発。レスリー・マッケンジー・ヘッドコーチも「チャンスを逃したこと、規律を欠いたこと、判断ミスがあったことが課題」と指摘し、プロップ南早紀主将(26=横河武蔵野)は「とても悔しい。スコアできるところでできず、自分たちでチャンスをつぶしてしまった」と反省した。

 目標の8強入りには1次Lで1勝が必要。南は「イタリアはカナダやアメリカとまた違ったチームだと思うので、反省すべき点は反省して良かったところは次の試合でも出せるように戦いたい。周りの評価や予想を吹き飛ばすような結果を残せるように、また新しい一週間を過ごしたい」と前を向いた。

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