三宅星南 4回転トーループ初成功もフェンス激突などで2位「めちゃめちゃ悔しい」今季は土台づくり

[ 2022年10月10日 17:05 ]

フィギュアスケート・近畿選手権最終日 ( 2022年10月10日    兵庫・尼崎スポーツの森 )

三宅星南
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 男子のフリーが行われ、SP首位の三宅星南(関大)が121・86点をマークし、合計205・30点で2位となった。

 冒頭で4回転トーループを成功。続く4回転サルコー―2回転トーループも決めて勢いに乗ったかと思われたが、続く4回転サルコーでミスが生じ、トリプルアクセル(3回転半)でも転倒する。その後は演技中にフェンスに当たって転倒するなど、思うような演技ができなかった。

 「今はめちゃめちゃ悔しいです。本当に、良いトーループ(を含めて4回転)3本を集中して締め切れたし、4回転トーループを初めてのチャレンジで決められて自信になったけど…。4回転以外の要素を決められず悔しい。今後、頑張っていかないといけないなと思う」

 昨季は全日本選手権で6位、四大陸選手権では4位と好成績を収めた。さらなる成長を追い求める今季は、フリーに3本の4回転ジャンプを組み込んでいる。五輪後の翌シーズンということもあり、師事する長光歌子コーチとは「土台づくり」を意識しながら練習に取り組んでいる三宅。GPシリーズは第1戦スケートアメリカ(10月21~23日)にエントリーしている。

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2022年10月10日のニュース