永瀬 東京五輪金メダリスト意地の銅「パリ五輪で勝つことが最終目標」

[ 2022年10月10日 04:33 ]

男子81キロ級3位決定戦 藤原崇太郎(左)と対戦する永瀬貴規
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 柔道の世界選手権第4日は9日、ウズベキスタンのタシケントで行われ、男子81キロ級は3位決定戦で直接対決を制した東京五輪金メダルの永瀬貴規(28=旭化成)が銅メダル、藤原崇太郎(24=旭化成)は5位だった。

 五輪王者として初めて臨んだ世界の舞台で、永瀬は激戦階級の厳しさを思い知らされた。昨年2位のグリガラシビリ(ジョージア)との準々決勝は相手の怪力に揺さぶられ、攻めあぐねたまま3つの指導を受け敗戦。「相手にマークされても、勝ち抜く力を付けていかないといけない」と課題を挙げた。ただし、藤原との日本人対決を制し、メダルは確保。「ここがゴールじゃない。パリ五輪で勝つことが最終目標」と前を向いた。

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2022年10月10日のニュース