豊昇龍 目標は「てっぺんです」と即答 叔父・朝青龍と同じ横綱を目指すと誓った

[ 2022年10月10日 16:28 ]

秋巡業千葉場所で取組に臨む豊昇龍(撮影・前川 晋作)
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 大相撲秋巡業が10日、千葉市中央区の千葉ポートアリーナで行われ、関脇・豊昇龍(23=立浪部屋)が報道陣の取材に応じた。

 秋場所は新関脇で8勝を挙げて見事勝ち越し。それでも「自分の思ったところまで行くことができなかった。2桁を狙っていたので」と悔しがった。「立ち合いが甘かったのでもっと強くさせていかないと」と課題は明確。「巡業と出稽古でしっかり頑張って、体力とかを全部強くして次の場所を迎えたい」と向上心がたぎっていた。

 柏日体高(現日体大柏)出身の豊昇龍にとって千葉県は第二の故郷。「日本に来て一番最初に住んだ所なので。いろいろ思いもありますし、離れない気持ちがありますね」。この日、柏市出身の隆の勝(27=常盤山部屋)と松戸市出身の琴ノ若(24=佐渡ケ嶽部屋)とともに“地元力士”としてファンからの質問コーナーに登場。今後の目標を問われると「てっぺんです」と即答して大きな拍手を浴びた。その後の取材では「言ってしまいました」と照れ笑いしていたが、叔父・朝青龍と同じ横綱の地位への思いは確かだった。

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