ウォリアーズのグリーンが無期限で離脱 チームメートへの暴力で自主練習へ

[ 2022年10月10日 14:29 ]

チームメートへの暴力で自主的にチームを離れることになったウォリアーズのグリーン(AP)
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 昨季のNBAファイナルを制したウォリアーズの主力フォワードで、プレシーズン・マッチで来日していたドレイモンド・グリーン(32)が無期限でチームを離れ、自主練習に専念することになった。9日の会見で明らかにしたもので、スティーブ・カー監督(57)は「本人とチーム双方による決断」としている。

 グリーンは5日のチーム練習で、若手ガードのジョーダン・プール(23)に暴力をふるい、右手で殴る姿が動画としてゴシップ系サイトのTMZに投稿されていた。

 6日になってプールとコーチ陣同席の下で謝罪。さらにプールの家族にも謝ったことを明らかにしたが、グリーンは「自分の謝意がどこまで届いているのかはわからない。プールの気持ちが最も大切。自分としては彼がどう感じているのかまだわからない」としてチームとしばらく距離を置くスタンスを取った。

 ウォリアーズはこの日、レイカーズとプレシーズンの3戦目を行ったが121―124(前半52―60)で敗れて2勝1敗。プールは先発して23分出場し、ステフィン・カリー(34)を1得点上回る25得点をマークしている。

 ウォリアーズのプレーシーズンは残り2試合。18日にはこの日と同じレイカーズと今季の開幕戦を行うことになっている。

 なおウォリアーズ側は、非公開の練習中にグリーンが殴る姿を映した動画を誰がTMZにリークしたのかについては内部調査を続けている。

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