青学大・原監督“バレバレ作戦”でかく乱!? エース近藤、主力の中村を補欠に

[ 2022年10月10日 04:32 ]

出雲全日本大学選抜駅伝を前に、記者会見する青学大の原晋監督
Photo By 共同

 学生3大駅伝の初戦、第34回出雲全日本大学選抜駅伝は10日、島根・出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前までの6区間、45.1キロで行われる。9日は出雲市内で記者会見が行われ、18年以来3大会ぶりの優勝を狙う青学大の原晋監督は“バレバレ作戦”で他校をかく乱?した。

 この日発表のオーダーでは、5000メートル日本インカレ2連覇のエース近藤幸太郎と主力の中村唯翔(ともに4年)を補欠に配置し原監督は「パフォーマンスです!」としたり顔。実際に出雲入りして開会式に参加したのは近藤、中村を含む6選手のみ。状況的に2人はメンバー入りし、今日の当日変更でエース区間の3区に近藤、アンカー6区に中村を配置する算段だ。今年の箱根駅伝を制し、優勝候補筆頭に挙がるが、ケガ人も多く抱えての駅伝シーズン初戦。指揮官は「久しぶりに大激戦の出雲駅伝。優勝目指して頑張ります」と語った。

 ≪1万メートル世界選手権出場の駒大・田沢は3区≫7月の世界選手権に出場した各校エースも駅伝シーズンに入った。1万メートル代表の駒大・田沢廉(4年)は3区に配置。大八木弘明監督は「疲れはあるが、夏はぼちぼち練習をやってきた」と話した。3000メートル障害代表で東京五輪7位の順大・三浦龍司(3年)は補欠。長門俊介監督は「パフォーマンスではないです。いろいろなところに対応できる三浦を外した」と当日変更で投入する可能性を明かした。

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