【出雲駅伝】1区制した中大・吉居大和「ここまで来たら負けられない」スパートで振り切った

[ 2022年10月10日 13:41 ]

第34回出雲全日本大学選抜駅伝 ( 2022年10月10日    出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前 6区間45・1キロ )

中大・吉居大和
Photo By スポニチ

 学生3大駅伝の幕開けを告げる一戦の号砲が鳴った。

 1区(8・0キロ)を制したのは中大・吉居大和(3年)だった。前回の箱根駅伝の1区で区間新をマーク。青学大の中村唯翔とともにMVPにあたる「金栗四三杯」に選ばれたスピードランナーは、区間記録に2秒と迫る22分32秒で区間賞を獲得した。序盤からハイペースで快走。終盤は猛追されたが、ラストスパートで振り切った。

 吉居は「自分の100%の力を発揮することを目標に置いていた。ペースが速くないと感じたので、自分のペースで走った」とし、「残り1・5キロのところで観客から『後ろと14秒差』と言われて、まずいなと足が重くなったけど、ラスト700、500で後ろを見て、ここまで来たら負けられないという気持ちが出て踏ん張れた」と振り返った。

続きを表示

2022年10月10日のニュース