宇野昌磨 男子トップ193・80点も謙遜「マリニン選手の方が素晴らしい演技だった」

[ 2022年10月8日 18:00 ]

フィギュアスケート・ジャパンオープン ( 2022年10月8日    さいたまスーパーアリーナ )

<ジャパンオープン>演技をする宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 日本、北米、欧州の3地域対抗戦として各チーム男女2人ずつのフリーで争い、男子で五輪2大会連続メダルで世界選手権優勝の宇野昌磨(トヨタ自動車)は193・80点でトップだった。日本チームが623・84点で優勝。北米が2位、欧州が3位だった。

 宇野は「G線上のアリア」を優雅に舞い、冒頭のループやサルコー、トーループ2本の4回転3種4本を成功。後半の4回転フリップにミスが出たが、3回転半―2回転半の新コンビネーションも決めた。「ジャパンオープンは結構(出場)歴が長いので、だいぶチーム戦も慣れていて、いつも以上の緊張はせず、自分がやるべきことをやった結果がチームジャパンにつながることができ、優勝できてうれしい」と振り返った。

 男子2位だった米国の17歳、イリア・マリニンからも刺激を受けており「マリニン選手、素晴らしい演技だった。マリニン選手の方が僕より素晴らしい演技だったと思っています」と謙遜。「これからもずっと戦っていけるような選手でい続けるために、ジャパン・オープンに出て彼がいて良かった。今シーズンも一緒に戦っていきたい」と話した。

 フィギュアスケートシーズンの本格的な幕開けを告げる今大会。今季初戦を終えた宇野は「年々、フィギュアスケートの技術レベルが上がっていくのを体で感じますし、そこにいつまでもついていけるように頑張っていきたい」と決意を新たにした。

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2022年10月8日のニュース