レギュラーは竹澤、シニアは水上が優勝 日本社会人ゴルフ選手権

[ 2022年10月8日 05:30 ]

スポニチ主催内閣総理大臣杯第53回日本社会人ゴルフ選手権最終日 ( 2022年10月7日    神奈川県 相模原GC東C=レギュラー7266ヤード、シニア6944ヤード、共にパー72 )

レギュラークラスで優勝し内閣総理大臣杯を手にする竹澤瞬(左)とシニアクラスで優勝しスポニチシニア杯を手にする水上晃男は笑顔でポーズ(撮影・郡司 修)
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 2日連続の強い雨、気温12度というコンディションの下、レギュラークラスは、4人が激しい争いを展開。初日首位の竹澤瞬(35)が78の通算8オーバーで、大同一輝(30)に2打差をつけ初優勝した。シニアクラスでは水上晃男(55)が76でまとめ通算11オーバーで逃げ切り、レギュラー4回に加えシニアのタイトルも獲得した。

 ≪竹澤「一番の目標」社会人日本一≫最後までもつれた激戦のレギュラーを制した竹澤は「勝てると思ってなかったのでうれしい。15番のバーディーで抜け出したかな、と思いました」と喜んだ。スタートの第1打があわやOBと前半はショットに苦しんだが「攻めすぎず、ミスしてもボギーならよし」と割り切った。28歳から今大会に参加。歯科医として勤務の合間に週に練習2回、1回のラウンド。加えて週1回夜9時からジム通いも始め「一番の目標でした」という社会人日本一を手にした。

 ≪水上初日の修正生きた≫シニアの水上はトップでスタートした2番パー5(545ヤード)で残り180ヤード、6Iでの第3打がカップインするイーグル。「あれで楽になり、いけるかな」と一気に抜け出した。初日の反省から「フェースの向きが右にいかないよう」に修正し、レギュラー4回に次ぎシニアも制覇した。今年5月に55歳となりシニア入り。「今までの大会で一番ハードな大会」を制し、次は日本シニアの初出場、初優勝を狙う。

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2022年10月8日のニュース