馬場咲希 国体団体V!個人戦は4位もチームトップスコアけん引「うれし過ぎました」

[ 2022年10月8日 04:45 ]

第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」ゴルフ競技会 女子   第2日 ( 2022年10月7日    栃木県 塩原CC=6380ヤード、パー72 )

団体優勝し、笑顔で記念撮影をする(左から)茶木・馬場・上田・森口監督(撮影・藤山由理)
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 馬場咲希(17=代々木高2年)がチームトップの通算2アンダー、142で東京代表をけん引し、上田澪空(17=共立女二高2年)、茶木詩央(17=共立女二高2年)とともに男女通じて初の団体優勝を飾った。個人戦では4打差3位から3バーディー、3ボギーの72で回り4位。次週から富士通レディース(14~16日)、NOBUTA GROUPマスターズGCレディース(20~23日)で自身初めて2週連続でツアー参戦する。

 逆転での団体優勝に馬場は「うれし過ぎました」と満面の笑み。目標とした60台は出せなかったが、小学生の頃から一緒に練習してきた仲間とのタイトルが何よりもうれしい。「昔から練習してきた3人。勝因はチーム力です」と胸を張った。

 前夜、チーム3人で話し合った。「3打差だからみんなでいいスコアを出せば、全然いけるね」。冷たい雨が降る中、ティーショットが荒れるなど後半1、5番でボギーを叩き、一時はこの日1オーバーまで後退。それでも「ガタガタ落ちていくかなと思ったけど、何とか耐えられた」と気持ちを切らさず、8番でバーディーを奪いイーブンに戻した。

 前週の日本女子オープンでのローアマチュア獲得に続く、国体での団体V。アマとプロの試合でハードな日程をこなす中でも、「寝るのは得意。いつでも、どこでも、今も寝られます」と睡眠時間を多く取って回復に努めているという。次週から自身初の2週連続でのツアー参戦。「全力で楽しく頑張りたい」。17歳の新星から目が離せない。 

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2022年10月8日のニュース