吉村真晴 Tリーグ今季初出場「卓球を通してじゃないと恩返しができない」不倫報道で9月は出場自粛

[ 2022年10月8日 15:30 ]

吉村真晴
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 卓球の16年リオデジャネイロ五輪団体銀メダルメンバーでTリーグ琉球の吉村真晴(29)が8日、アクシオン福岡での東京戦で今季初出場した。第2試合のシングルスで15歳の松島輝空に3―1と逆転勝ちした。第1ゲームは3―11で落としたものの、そこから3ゲーム連取した。

 2勝2敗で迎えた第5試合、1ゲームで争うビクトリーマッチにも起用され、吉田雅己を相手に9―10と追い込まれたものの、粘って逆転し、チームを勝利に導いた。

 9月6日に文春オンラインで女性ファンとの不倫が報じられた吉村は同11日、自身の公式サイトで「この度は、大変お騒がせしてしまい、普段からサポートして頂いているスポンサー様、ファンの皆様、卓球関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。「記事の内容につきましては事実である事、事実ではない事もございますが、現在離婚調停中となっております為、コメントを控えさせていただきます」とした上で、Tリーグについて「9月中の全ての試合を自粛させていただきます」と説明していた。

 試合後、コートでのインタビューに呼ばれた吉村は「9月に報じられたように、自分のプライベートなことでお騒がせしてしまってすみませんでした。そんな中、きょう、こうして皆さんが現地に来て、ファンの方が温かい応援をして下さったお陰で僕も気持ち良くコートに立つことができましたし、それが結果にもつながったと思います。自分のやったこと、軽率な行動、皆さまに不快な思いをさせたことは大変申し訳ないと思っています。改めて僕自身、卓球を通してじゃないと恩返しができないですし、もちろん『何でだよ』と思っている人もいると思いますけど、僕は今、本気で卓球と向き合っていて、また、こうしてチャンスを頂いているので、精いっぱい、全力で自分のできることを卓球を通して、また一からリスタートしたいと思っています」と話した。

 ただ、試合後の取材には姿を見せず。Tリーグは理由は明かさず、張監督、吉村和弘、宮川昌大のコメントの後に「こちらで会見は終了します」とだけ告げた。

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2022年10月8日のニュース