ラグビー日本代表リーチ・マイケル、一時逆転トライも反省「W杯で勝てるようなパフォーマンスではない」

[ 2022年10月8日 23:10 ]

ラグビーアサヒスーパードライチャレンジシリーズ2022第2戦   日本代表(ジャパンXV)21―22オーストラリアA代表 ( 2022年10月8日    福岡・ベスト電器スタジアム )

オーストラリアA代表に敗れ、肩を落とすリーチ(手前)ら日本フィフティーン=ベススタ
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 日本代表(ジャパンXV)はオーストラリアA代表との強化試合第2戦に21―22で敗れ、2連敗を喫した。試合終了間際に逆転を許し、今夏から課題となっている終盤の弱さを露呈。その一方で、No・8リーチ・マイケル(34=BL東京)は一時逆転となるトライを奪い、好調ぶりを見せつけた。オーストラリア代表の下に位置する同国A代表との最終戦は14日に大阪・ヨドコウで行われる。

 7日に34歳になったばかりのベテランが奮闘した。11―15で迎えた後半22分、自ら好機を演出し、ゴール前の密集からトライ。「仕上がってる。その実感はある」と手応えを口にした。

 チームは課題とする終盤戦の弱さを克服できず、今夏からの代表戦は4連敗となった。リーチは来秋のW杯フランス大会へ危機感を口にする。「まだまだW杯で勝てるようなパフォーマンスではない。個人としてもチームとしても、仕上げないといけないところがある」。次戦こそ今秋初白星をつかむため、こう続けた。「下を向かず、修正して来週につなげたい」。表情を引き締めつつ前を向いた。

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