【バドミントン】28歳・西本拳太が国際大会初V「これからが全盛期」トップランカー4人撃破

[ 2022年9月4日 18:38 ]

バドミントン・ジャパン・オープン最終日 ( 2022年9月4日    丸善インテックアリーナ大阪 )

バドミントン西本拳太
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 各種目の決勝が行われ、男子シングルス世界ランキング21位の西本拳太(ジェイテクト)が同6位の周天成(台湾)を2―1で下し、国際大会初優勝を果たした。「ジャパンオープンというホームで優勝できて率直にうれしい。国際大会初優勝で正直ホッとしている」と話した。

 粘り強いレシーブからリズムをつくり、各ゲームで先行。相手のミスを誘いながら、最後は力強いスマッシュで締め、派手なガッツポーズを見せた。「よく自分が我慢できた。レシーブは積み重ねたことを出せた。それが成長」と語り「これからが全盛期です」と胸を張った。

 ここまで4試合全て1時間以上の消耗戦。この試合も1時間32分の熱戦だった。過去2勝8敗と格上の周天成を破り、今大会は世界ランク10位以内のトップランカーを4人撃破して頂点まで上り詰めた。「ランキング上の選手に勝ちきることができたのが成長」と振り返った。

 絶対王者の桃田賢斗(NTT東日本)の調子が上がらず、世界の勢力図も変わる男子シングルス。「東京五輪は出場できなかった。パリ五輪を見据えてやっている。パリでの金メダル目指さないと出場は難しい。ここからの積み重ねが選考レースでのプレーにつながる。より一層、1試合1試合1球1球を大事にしたい」と話し「ゴールではない。やっとスタートラインに立てた」とさらなる進化を誓った。

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2022年9月4日のニュース