【卓球・全農CUP TOP32】ひな攻めた 美宇撃破で4強、地元でストレート圧勝

[ 2022年9月4日 05:15 ]

卓球・全農CUP TOP32第1日 ( 2022年9月3日    アクシオン福岡 )

女子準々決勝 平野(下)と対戦する早田
Photo By 共同

 24年パリ五輪シングルス代表の選考対象大会として開催され、女子は早田ひな(22=日本生命)が準々決勝で平野美宇(22=木下グループ)に4―0で勝利し、4強入りした。4日の準決勝では伊藤美誠(21=スターツ)と対戦する。男子は張本智和(19=IMG)、戸上隼輔(21=明大)らが準決勝に進んだ。

 地元の福岡で早田がライバルを圧倒した。8月のTリーグ・ノジマカップ決勝で下した平野との再戦は、序盤からポイントを重ねて第1ゲームを11―6で制すと、勢いのままストレート勝ち。「(前回の対戦から)相手が何を変えてきたかを把握しながらも、攻めることは大事にした。そこがうまくはまった」と笑顔で振り返った。

 東京五輪では補欠だったが、ここまでパリ五輪の選考対象大会は2連勝。その中でも「数年前の感覚と同じで、自分は3、4番手。“みうみま(平野と伊藤美誠)”を追いかけて、常にチャレンジャーの気持ちでプレーしている」という。今大会には幼少期から過ごした石田卓球クラブの指導者らが応援に来ており「一皮も二皮もむけた自分の姿を最後まで見てほしい」とさらなる奮起を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

2022年9月4日のニュース