日本は2位に後退…1差追う 個人戦は蝉川が首位キープ、2冠へ「攻める気持ち忘れずに」

[ 2022年9月4日 02:30 ]

男子ゴルフ 世界アマチュアチーム選手権第3日 ( 2022年9月2日    フランス ル・ゴルフ・ナショナル=6991ヤード、パー71 サンノムラブラテシュ=6821ヤード、パー72 )

初日から首位を快走する蝉川(JGA提供)
Photo By 提供写真

 2位に5打差の首位から出た日本はサンノムラブラテシュを回り、通算22アンダーの2位に後退した。個人戦首位スタートの蝉川泰果(21=東北福祉大4年)は5バーディー、2ボギーの69とスコアを伸ばし、通算18アンダーで個人戦首位を堅守したが、世界アマチュアランク1位の中島啓太(22=日体大4年)は75、岡田晃平(20=東北福祉大3年)は76とともに振るわなかった。

 初日から個人戦首位を走る蝉川は「5つくらい取りこぼしがあった」とショートゲームに苦しみながらも3日連続となる60台をマークし、2位に5打差をつけて3日目を終えた。団体戦は首位スウェーデンにわずか1打差。2冠が狙える位置だが、蝉川の中での優先順位は日本の団体世界一が上。「一つでも多くバーディーを取らないと団体優勝は難しいと思います。攻める気持ちを忘れずに最後までプレーしたい」。個人戦62位と不振の中島に代わり、チームを引っ張った。

続きを表示

2022年9月4日のニュース