セキ・ユウティンが肉体改造で優勝争い浮上「今週は本当に勝ちたい」11番では日本ツアー初エース

[ 2022年6月10日 19:16 ]

女子ゴルフ サントリー・レディース第2日 ( 2022年6月10日    兵庫・六甲国際GC )

<サントリーレディース第2日>11番でホールインワンを達成し、クラブとボールを手に笑顔のセキ ユウティン(撮影・井垣 忠夫)
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 大会アンバサダーの宮里藍さんと同い年の藤田さいき(36=チェリーゴルフ)が、68の通算10アンダーで単独トップに立った。

 4位で出た工藤遥加(29=フリー)が68で回り、通算7アンダーで3打差の2位に浮上した。

 セキ・ユウティン(24=中国)が11番でエースを決めるなど67と伸ばして通算7アンダーで工藤と並んで2位につけている。

 小祝さくら(24=ニトリ)が69の通算6アンダーで4位に続いている。

 セキ・ユウティンはこれまで8回ホールインワンを経験しているが、日本のレギュラーツアーでマークするのはこれが初めて。
 11番は賞金のかからないホールだったが、主催者から特別に10万円が贈られた。

 ホールアウト後はキャディーの妹と2人で記念のボールを持って喜んだ。

 今季は7試合に出て3回予選落ちと波に乗れないが、トレーニングとスイング改造で飛距離が50ヤード近く伸びたという。

 ウエートトレーニングも以前は40キログラムしか上げられなかったが、今では120キログラムを軽々と上げられるようになった。

 さらに生物力学を駆使したメカニックなスイングづくりで、テークバックの時に左足を一瞬浮かせる独特の“1本足打法”を習得。その効果に「280ヤードくらい飛ぶこともあります」と胸を張る。

 3日目は2018年マンシングウェア東海クラシック最終日以来となる決勝ラウンドでの最終組で回る。「今週は本当に勝ちたいです」と意気込みを語っていた。 

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