男子体操・亀山耕平が引退発表 あん馬のスペシャリスト、13年世界選手権金 東京五輪5位

[ 2022年6月10日 18:49 ]

引退を発表した亀山耕平
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 男子体操の亀山耕平(33=徳洲会)が現役引退することを10日、所属クラブが発表した。今月18、19日に行われる全日本体操種目別選手権で引退セレモニーを行い、19日の大会終了後に記者会見を行う。

 亀山はあん馬のスペシャリストとして2013年の世界選手権(アントワープ)で金メダルを獲得し、翌14年の世界選手権団体(南寧)でも日本の銀メダル獲得に貢献。昨年の東京五輪では種目別あん馬で5位入賞を果たした。所属の徳洲会には仙台大を経て11年から所属し16~18年にはチームの主将を務めた。

 引退発表にあたって亀山は「この度、亀山耕平は現役を引退致します。体操に育てられ、そこで出会った方々に育てられ、今日まで現役を続けることができました。皆様の温かいご支援ご声援のお陰です。今まで、本当にありがとうございます」とコメントを発表。徳洲会の米田功監督は「亀山耕平は私が監督として就任した頃から所属していた選手であり、ともにさまざまな経験をさせていただきました。そんな経験から大きな成長を遂げ、夢をかなえた選手です。2021年の東京オリンピック出場をもって競技は引退することになりました。今後はこれまでの経験を生かし、世の中に貢献していってくれると期待しています」とねぎらった。

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