松島幸太朗がフランスでの手応え語る「経験が自信に」　来季はリーグワンで「価値を高めたい」

オンライン取材に応じた松島
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　ラグビーでフランス1部リーグのクレルモンを退団したFB松島幸太朗（29）は10日、オンラインで取材に応じた。来季は日本のリーグワンでプレーする意向を示し「自分の価値を高めたい。レベルを高く保ちながら毎試合出たい」と語った。

　最高峰の舞台で過ごした2シーズン。「プレッシャーのある試合を重ねて、経験が自信になった。プレー中に余裕を感じることができるようになった」と手応えを口にした。

　クレルモン退団については昨年末頃に決断したという。2年契約を満了するため「やり切った気持ちが出てきた」からだったと説明。家族との生活も考え「自分の決断」とも話した。

　右肩の故障により、今夏の代表活動には不参加だが「痛みもだいぶなくなって、リハビリも順調」と回復ぶりをアピールした。100％の状態で走ることはできてないというが「焦る必要はない。ゆっくり、肩周りと下半身を強化している」と語った。

　W杯フランス大会は来年に迫り、今年11月には敵地でイングランド代表、フランス代表とのテストマッチも控えている。松島は「自分のパフォーマンスを上げていくことが大事。11月の試合前のキャンプまでに（故障を）治して、さらに強くなりたい」と見据えた。