【陸上】男子400メートル、佐藤風雅が初V「勝ちたい気持ちが強かった」

陸上・日本選手権第2日 （ 2022年6月10日    大阪・ヤンマースタジアム長居 ）

＜第106回陸上日本選手権第2日＞男子400メートル決勝で優勝した佐藤風雅（撮影・坂田　高浩）
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　男子400メートル決勝では、佐藤風雅（那須環境）が45秒49で初優勝を果たした。7月の世界選手権（米オレゴン州）の参加標準記録44秒90の突破はならなかったが、気迫あふれる走りで沸かせた。「（ワールド）ランキングで（世界選手権に）個人で出られる可能性が出たのでうれしい」と語った。

　昨年の日本選手権では膝の裏を痛めた影響で結果を残せず。今季好調の要因は、オフの冬季練習をしっかり積めたこと。「セルフケアを大事にして、トレーナーさんの意見を取り入れた」と言う。今大会で44秒台を目指したが、「勝ちたい気持ちが強かった」と決勝では勝負に徹した。

　7月の世界選手権出場の可能性も高まり、「もう1段階、ギアを上げたい。前半から積極的に走り、置いていかれないようにしたい」と決意を新たにした。