2年ぶりV王手の藤沢五月「調子は上々です」　29日決勝へ「最後までロコ・ソラーレらしく楽しく」

カーリング日本選手権第7日 （ 2022年5月28日    アドヴィックス常呂カーリングホール ）

北海道銀行戦で話し込むロコ・ソラーレの藤沢（右）と鈴木(C)JCA IDE
Photo By 提供写真

　1次リーグ上位4チームによるページシステム方式の決勝トーナメントが始まり、女子は北京五輪銀メダルで予選1位のロコ・ソラーレが北海道銀行を6―4で下し、29日の決勝に進出した。決勝は北海道銀行と中部電力で争う準決勝の勝者と対戦する。

　序盤は氷の状況の読み違えから細かなミスはあったものの、中盤以降に修正。スキップの藤沢五月は「前の試合で私のドローのミスが目立っていたけど、きょうの試合は全部ドローを決められて、しかもスイープを使って決められたので調子は上々です。いい形で決勝に向けて自信を持って入れるのは良かった」と笑顔で振り返った。

　昨年9月の日本代表決定戦、12月の五輪最終予選、そして今年2月の北京五輪と、長くハードだったシーズンもラスト1試合。藤沢は「このメンバーで全員でシーズン最後の試合を迎えられることに改めて感謝ですし、自分たちのやってきたことに自信を持って最後までロコ・ソラーレらしく楽しくやりたい」と29日の決勝を見据えた。