チーム史上最高の3位 東京ベイ・立川主将「歴史を刻んでいくことが大事」ラグビーリーグワン3位決定戦

[ 2022年5月28日 17:09 ]

ラグビーリーグワン プレーオフ3位決定戦   東京ベイ23―15BL東京 ( 2022年5月28日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<BL東京・東京ベイ>前半、攻め上がる立川(中央)(撮影・会津 智海)
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 レギュラーシーズン3位の東京ベイ(旧クボタ)が、同4位のBL東京(旧東芝)に23―15で競り勝った。過去最高成績はトップリーグ(TL)最終年だった昨季の3位だが、同シーズンは3位決定戦が行われず。単独での3位は初めてで、チーム史上最高成績を2季連続で更新した。

 試合開始から立て続けに2トライを許した東京ベイだが、前半18分にスクラムを起点とした攻撃で1トライを返すと、同27分には相手ラインアウトをスチールし、連続攻撃で最後にWTB山崎洋之がトライ。再び追う展開となった同38分も、スクラムからの1次目攻撃で山崎が逆転トライを奪った。後半はSOバーナード・フォーリーの2PGで加点。同29分にはシンビンで数的不利となったが、8点のリードを最後まで守り切った。

 CTB立川理道主将は「勝ちという結果を得られてうれしい。一つ一つ、歴史を刻んでいくことが大事。来季につなげていきたい」と喜んだ。4強のうち、唯一リーグ制覇や日本選手権優勝の実績がない東京ベイ。近年の積極的な強化策で、上位勢の常連となりつつある。16年に就任したフラン・ルディケ・ヘッドコーチも「我慢してハードワークした。3位という結果はゴールではないが、この結果を生かして来季も一生懸命やりたい」と話した。

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