フォルティウス連覇ならず…スキップ吉村「また次の4年後に向けて頑張っていく」

[ 2022年5月28日 13:02 ]

カーリング日本選手権第7日 ( 2022年5月28日    アドヴィックス常呂カーリングホール )

フォルティウスの吉村(C)JCA IDE
Photo By 提供写真

 1次リーグ上位4チームによるページシステム方式の決勝トーナメントが始まり、女子の前回覇者で予選4位のフォルティウスは同3位の中部電力に2―12で敗れ、2連覇はならなかった。

 0―1の第3エンドに3点スチールを許すと、第5エンドには4失点。2―10の第8エンドに2点スチールされ、コンシードを告げた。スキップの吉村紗也香は「3エンド目に私のドローが短かく、相手に流れが行ってしまい、そこからショットがつながらなった」と唇をかんだ。

 昨年9月の日本代表決定戦でロコ・ソラーレに2連勝しながら3連敗を喫して代表権を獲得できず、12月には北海道銀行とのスポンサー契約が終了。メンバーは新たなスポンサーを募り、活動を続けてきた。新生フォルティウスとして臨む最初の大会での優勝という目標を果たせなかったが、吉村は「正直すごく悔しい気持ちだけど、また最後まで戦ええよかった。長いシーズンで気持ちの面で少しつらかった部分もあった中で、また、みんなで氷に立ててプレーすることができて、結果は悔しい結果で終わってしまったけど、また次の4年後に向けて頑張っていこうという気持ち」と前を向いた。

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2022年5月28日のニュース