田沢廉は10位「体力が持たずに落ちた」世界選手権の一発内定逃す 日本選手権1万メートル

[ 2022年5月7日 21:42 ]

陸上・日本選手権1万メートル ( 2022年5月7日    東京・国立競技場 )

<第106回日本陸上競技選手権大会>男子10000メートル、力走する田沢(左)だったが(撮影・会津 智海)
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 タイムレース決勝の男子でただ一人、世界選手権(7月、米オレゴン州)の参加標準記録を突破している駒大の田沢廉は28分6秒34で10位に終わり、3位以内で決まる世界選手権代表の一発内定を逃した。

 8000メートルで優勝者の相沢晃(旭化成)らから遅れる展開。「残り5周、相沢さんが上げたあたりから自分の余裕がなくなった。あそこでついていかないといけなかった。体力が持たずに落ちてしまった」と振り返った。

 一発内定を逃したことについては「悔しいですね。(参加)標準記録を切っていた余裕の気持ちがある中で、3番以内に入れなかった。条件が良かったのは自分で、しっかり結果を残すことができなかったのが弱さ。悔しい」と反省の言葉が口をついた。

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2022年5月7日のニュース