東洋大・角田虎紀が東日本新人戦優勝「偉大なる先輩に追いつけるように」御嶽海、若隆景ら目標

[ 2022年5月7日 16:21 ]

東日本学生相撲新人選手権大会で優勝した東洋大の角田虎紀(撮影・前川 晋作)
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 東日本学生相撲新人選手権大会が7日、東京・靖国神社で行われ、1年生63人(うち3人棄権)が参加した。

 頂点に立ったのは、東洋大の角田虎紀(東洋大)。金沢市立工業高で昨年の全国高校選抜大会準優勝した実力を発揮し、危なげない相撲で勝ち上がった。決勝は「自分の直感で何も考えずに相撲を取った」と右からの上手投げで濱口颯翔(日大)を下し、歓喜の表情を見せた。

 大相撲では初場所・御嶽海、春場所・若隆景と東洋大出身者が2場所連続で幕内優勝。「偉大なる先輩に追いつけるように稽古に励みたい」と将来の角界入りも視野に入れ、大学相撲での活躍を誓った。

 ▽準々決勝
 児玉 亮(拓大) 送り出し 酒井 真幸(明大)
 角田 虎紀(東洋大) はたき込み 田中 太一(日体大)
 濱口 颯翔(日大) 突き倒し 大越 昴(日大)
 山下 昇(東洋大) 押し出し 高橋 透真(東農大)

 ▽準決勝
 角田 押し出し 児玉
 濱口 引き落とし 山下

 ▽決勝
 角田 上手投げ 濱口

 ◇角田 虎紀(かくだ・こうき)三重県伊勢市出身。小1から三重・志友館道場で相撲を始め、4年時に全日本小学生相撲優勝大会で優勝。石川・鳴和中、金沢市立工業高を経て今春、東洋大に入学。3日に行われた全国大学選抜宇佐大会では1年生ながらレギュラー入りし、二陣で団体予選に出場した。いとこは幕下・向中野。

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2022年5月7日のニュース