【陸上】駒大・田沢廉は1万m代表決められず 優勝は相沢晃「優勝を勝ち取れて良かった」

[ 2022年5月7日 20:53 ]

陸上・日本選手権1万メートル ( 2022年5月7日    国立競技場 )

<第106回日本陸上競技選手権大会>男子10000メートル、日本人トップでゴールする相沢(撮影・会津 智海)
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 男子の田沢廉(駒大)が28分6秒34で10位に終わり、今夏の世界選手権(米オレゴン州)の代表を決められなかった。序盤は中団から冷静にレースを進め、日本記録保持者の相沢晃(旭化成)と徐々に浮上。だが、後半に実業団選手に突き放された。

 昨年12月に日本歴代2位、日本学生新記録の27分23秒44をマークし、世界選手権の参加標準記録(27分28秒00)を突破。今大会で3位以内なら、13年モスクワ大会の大迫傑(当時早大)以来となる同種目の代表だった。

 27分42秒85で2年ぶりに優勝した相沢を含め3位までの選手は参加標準を切れず、今大会での代表入りはならなかった。相沢は「2回目の優勝を勝ち取れて良かった」とする一方で、「前半消極的にいきすぎた」と反省。今後、参加標準の突破にアタックする。

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