安田祐香が70で6打差の2位「8打差ぐらいまでは圏内かな思っている」ワールド・サロンパス・カップ

女子ゴルフツアー　ワールド・サロンパス・カップ第3日 （ 2022年5月7日    茨城県　茨城GC西C＝6680ヤード、パー72 ）

＜ワールドレディースチャンピオンシップサロンパスカップ・3日目＞3番、笑顔を見せる安田祐香（撮影・西尾　大助）
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　3位から出た安田祐香が70で回り、2位の好位置につけた。出だしの1番パー4で第2打を30センチに寄せると、ここから3連続バーディー発進。中盤で3つボギーを叩きながらも、「いいスタートが切れた。今日も安全に狙って行けたので、それが良かったと思う」と2つスコアを伸ばした。

　第1日は14ホール中7ホール、第2日は同4ホールだったフェアウエーキープが、この日は同11ホールと安定した。自身の左への巻き球のミスの傾向を把握した上で、ラウンド中に強い雨に見舞われながらもスイングリズムが早くならないように意識。「フェアウエーキープにつながった」とうなずいた。

　首位に立つのは同じ関西出身で1学年後輩の山下美夢有。ともに最終組で回り、最終日も同じ組み合わせとなった。ジュニア時代からトーナメントで戦い、地区強化選手としてともに合宿をした仲だ。「凄く仲がいい子。凄いなと思うショットがたくさんあった。自分も負けないショットがを打ちたいなと思っていました」と刺激を受けた様子だ。

　その山下とは6打差で最終18ホールを迎える。「8打差くらいまでは圏内かなと思っている。もちろん優勝したいけど、3日間いいプレーができているので、最後に台無しにしないように終わりたい」。あくまで冷静に、逆転での初優勝のチャンスをうかがう。