世界選手権女王チェプンゲティッチが大会新V 世界最高賞金2900万円ゲット

[ 2022年3月14日 05:30 ]

名古屋ウィメンズマラソン ( 2022年3月13日    名古屋市・バンテリンドームナゴヤ発着、42・195キロ )

1位でゴールするチェプンゲティッチ(撮影・椎名 航)
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 19年世界選手権女王のチェプンゲティッチ(ケニア)が、大会新の2時間17分18秒で優勝した。5キロすぎから逃げ切り態勢に入り、2位のサルピーターに追い上げられた33キロでスパートをかけた。

 「練習からこの大会で優勝する気持ちを持っていた」と強さを発揮し「コースレコード更新は光栄」と語った。優勝賞金25万ドルは「使い道はまだ全く考えていない」とし、7月の世界選手権で「2連覇したい」と意気込んだ。

 《男女通じて世界最高賞金額》今大会から優勝賞金は、男女通じて世界最高額の25万ドル(約2900万円)となった。昨年までの優勝賞金から約10倍に跳ね上がり、世界最高だったドバイマラソン(20万ドル=約2300万円)を上回った。東京マラソンの優勝賞金1100万円の2・5倍以上。大会関係者によると、トップランナーを集めるための大会活性化、女性アスリート活躍の応援の思いを込め、賞金を上乗せしたという。

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2022年3月14日のニュース