BL東京・リーチ通算100キャップ 泥くさいプレーで5勝目に貢献

[ 2022年3月14日 05:30 ]

ラグビーリーグワン 第9節   BL東京37ー18東葛 ( 2022年3月13日    秩父宮 )

<BL東京・東葛>100キャップを達成し、記念撮影する(左から)マスコットのルーパス君、豊島、リーチ、三上、森太(撮影・木村 揚輔)
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 2試合が行われ、BL東京(旧東芝)の日本代表フランカー、リーチ・マイケル(33)がトップリーグから通算100キャップ(試合出場)を達成した。東葛(旧NEC)戦にフル出場して37―18の勝利に貢献。チームは2連勝で5勝4敗と白星を先行させた。静岡は浦安を27―10で破り、3勝目(6敗)を挙げた。

 両チームから祝福され、家族も出席して和やかな雰囲気に包まれた試合後の100キャップ達成セレモニー。リーチは「ラグビーのいいところを久しぶりに感じた一日だった」と感謝を口にした。トライこそなかったが、忠実なサポートやダウンボールへ飛び込んで確保するなど泥くさいプレーで勝利に貢献。東海大で同学年のFB豊島が今季初出場初トライを決め、プロップ三上、フッカー森太も含めた「同期4人で今回初めて試合ができた。とてもうれしかった」と感慨にふけった。

 11年の入社当時、優勝争いをする強豪だったチームは低迷期を経て再建中。リーチもフィットネスやメンタルトレーニングに取り組み、進化に貪欲だ。チームでは元日本代表ロックの大野均氏(引退)がトップリーグで170試合に出場しており、「均ちゃんを超えたい」と今後の目標を掲げた。

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2022年3月14日のニュース