マスターズ初出場のアマチュア中島啓太が決意表明「自分ができた準備を100%マスターズで発揮する」

[ 2022年3月14日 20:29 ]

中島啓太
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 米男子ゴルフの今季メジャー初戦マスターズ(4月7~10日、ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)に初出場するアマチュアの中島啓太(21=日体大3年)が14日、オンライン取材に応じた。

 松山英樹(30=LEXUS)、金谷拓実(23=Yogibo)とともにゴルフの祭典に挑む21歳は「順位的な目標を決めるのは好きではない。自分ができた準備を100%マスターズで発揮することに集中したい」と決意を表明した。

 マスターズの印象を聞かれると「印象に残っているのはもちろん松山さんの優勝。アダム・スコット選手がプレーオフで優勝したシーンもよく覚えている。歴史に残るような優勝シーンが多いのがマスターズ。今までは見るものだと思っていたのが、実際に出場するとなって不思議な感覚」と話した。

 1月のソニー・オープン(ハワイ州)出場後は国内で調整。ナショナルチームのガレス・ジョーンズにリモートで指導を受けながらスイング改造にも取り組んだ。ジョーンズ氏とはコースの情報を共有。オーガスタは左ドッグレッグのホールが多くドローヒッターが有利とされるが「コーチからは本当にドローボールが必要なのは4、5ホールで、あとは持ち球で戦えるとアドバイスをもらった。自分の持ち球を信じてプレーする」と持ち球のフェードで攻め抜く覚悟を決めている。

 昨年11月のアジア太平洋アマチュア選手権で初優勝し出場権を獲得した。過去に同大会を制し、アマチュアとしてマスターズに出場した松山、金谷とともに桧舞台に立つ。「練習ラウンドをできればマスターズの舞台で感動すると思う」と先輩2人とのラウンドを熱望していた。

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2022年3月14日のニュース