柔道体重無差別、斉藤立が初V 「まだ課題はあるが優勝できて良かった」 東京都選手権

[ 2022年3月14日 05:30 ]

東京都選手権を初制覇した斉藤立
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 柔道の体重無差別で争われる全日本選手権(4月29日、日本武道館)の予選を兼ねた東京都選手権が13日、足立区の東京武道館で行われ、男子は斉藤立(たつる、20=国士舘大)が7試合を勝ち抜き初優勝を果たした。

 決勝では同じ100キロ超級の松村颯祐(東海大)から3分すぎに足車で一本。個人戦では昨年11月のグランドスラム・バクー大会に続く連勝で「まだ課題はあるが優勝できて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。昨年12月に左膝を故障し、年末の全日本選手権は欠場。稽古再開からわずか2週間半で結果を残し、「自分の柔道ができれば負けない自信はある」と頼もしかった。

 世界選手権(10月、タシケント)の選考会となる4月初旬の選抜体重別選手権(福岡国際センター)では、初戦で昨年の世界王者、影浦心(日本中央競馬会)と対戦するが「どっちみち当たるので、自分の柔道をするだけ」。1メートル91、168キロの期待の大器が、絶対に負けられない4月の2連戦に挑む。

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2022年3月14日のニュース