日本陸連、23年世界選手権の内定条件案を発表 今年の入賞最上位者に優先措置

[ 2022年3月14日 19:33 ]

 日本陸連の理事会が14日に行われ、来年8月19~27日にハンガリー・ブダペストで行われる世界選手権の編成方針、内定条件の案を発表した。

 トラック&フィールド種目の選考方針については(1)今年の世界選手権(オレゴン)で8位入賞以内の成績を収めた日本人最上位の競技者(2)World Rankings Competitions対象競技会において参加標準記録を満たした競技者(有効期間は23年4月1日から同年日本選手権終了日まで)が内定を得るとした。競歩について(1)は3位入賞以内(2)参加標準記録の有効期間は23年1月1日から4月30日までとなっている。

 24年パリ五輪へ向けた強化を最大目標とし、選考会である日本選手権の結果だけにとらわれない強化方針。今年の世界選手権入賞者が高い次元で強化を続けられる優先措置となった。山崎一彦強化委員長は「パリで活躍してもらいたい。内定が報酬になるといけない。競技展開して参加標準記録を突破すれば内定となる」と説明した。

続きを表示

2022年3月14日のニュース