胃がんステージ4公表の藤井直伸、募金活動に感謝も期限待たずに終了へ「大勢の方にご迷惑や不快な思い」

[ 2022年3月4日 18:16 ]

バレーボール男子日本代表の藤井直伸
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 胃がんのステージ4を公表した、バレーボール男子日本代表の藤井直伸(30=東レ)が4日、自身の公式インスタグラムを更新。がん公表後に2014年に藤井と東レに同期入団した井手智(30=ドイツ・フランクフルト)、伏見大和(30=WD名古屋)、佐野翔氏(30)が、1日から「Team藤井募金」始め、31日を期限とし、目標金額は5000万円に設定していたが、この日に終了することを報告した。

 藤井は「【募金活動への御礼及びご報告】」とし「この度はたくさんの方にご協力いただき、心より感謝申し上げます」と感謝しつつ「誠に勝手ではございますが、この募金活動につきましては、本日を持って終了させていただくことをご報告いたします」と報告した。

 「たくさんの方が動いてくださり、その想いが何よりの力になりました。そして、たくさんの方の気持ちを形にする場をつくってくれた同期の3名にも感謝しています」と感謝。

 それでも「しかし、治療方針も明確に定まっていないのにも関わらず、冷静な判断ができなかったことにより、私たち家族や知人、会社、チーム等の理解を得ることもなくスタートした事で、大勢の方にご迷惑や不快な思いをさせてしまったのも事実です。大変申し訳ございません。このような理由から、期限を待たずに募金を終了させていただくこととなりました」と終了する経緯を記した。

 現状について「現在、信頼のおける先生方と共に治療を進めております。皆様の善意を無駄にすることなく、元気な姿をお見せするためにも治療に専念してまいります」とした。そして「頂いた支援金につきましては、少しお時間を頂くこととなりますが、別途ご報告させて頂きたいと思っております」と伝えた。

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2022年3月4日のニュース