北京冬季パラ開会式、ウクライナ選手団入場で拍手喝采 選手たちは拳を握り、肩や胸に当てて入場

[ 2022年3月4日 21:30 ]

北京冬季パラリンピック開会式に登場したウクライナ選手団(ロイター)

 北京冬季パラリンピックは4日午後8時(日本時間午後9時)から北京市の北京国家体育場(通称・鳥の巣)で開会式が行われた。大会にはロシアとベラルーシを除く46の国と地域が参加し、6競技78種目を実施。障がい者スポーツの冬の祭典は5日に競技がスタートし、13日まで熱戦が繰り広げられる。

 4番目の入場で登場したウクライナの代表選手たち。ロシアの軍事侵攻で出場が危ぶまれたものの、無事に20人選手たちが出場する。ウクライナの選手たちの姿が見えると、会場からは大きな拍手が起こった。選手たちは右手、左手で拳を握り、肩や胸に当てた。また、拳を高く突き上げて入場した。

 この入場にネットでは「北京五輪でウクライナ選手が来た時、思わず日本代表より頑張れって叫んだ」「パラ開会式でウクライナ選手団の入場みて涙腺決壊した…」「ウクライナ選手の入場に泣きそうになった」「ご家族の事を思うと辛いだろうな」「複雑やろけど、世界には味方がいっぱいおるよ!」といった声が上がった。

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