北京パラ4日開幕!アルペンスキー・村岡桃佳、25歳の誓い「良いスタートが切れるように」

[ 2022年3月4日 05:30 ]

北京冬季パラリンピックの公式練習で滑走する村岡桃佳
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 北京冬季パラリンピックに出場するアルペンスキー日本代表は3日、本番コースがある国家アルペンセンターで公式練習に臨んだ。日本選手団主将で、2大会連続金メダルを狙う女子座位の村岡桃佳(25=トヨタ自動車、写真)は滑降のコースを滑り、6人中1位。1日の練習では急カーブや強風の影響で転倒したが、「一日一日、ステップアップできている」と対応力が光った。

 この日は25歳の誕生日。3大会連続で冬季パラ直前に年を取るのは「4年に1度のルーティン」と笑った。5つのメダルを獲得した18年平昌同様、今回も全5種目に出場予定で、まずは競技初日となる5日の滑降に登場する。「25歳の良いスタートが切れるように頑張りたい」と決意を新たにした。

 ≪「努力が無駄に」日本選手も複雑…「平和優先して」≫ロシア、ベラルーシの除外について、ノルディックスキー距離に出場する新田佳浩は「平和な解決を選手としては望みたい」と心境を口にした。強豪のライバル国が不在となり「選手がやってきた努力が無駄になってしまう」と複雑な表情を浮かべた。また、アルペンスキー男子立位の三沢拓は「平和でなきゃいけない。ちゃんと国のリーダーたちが平和を一番に優先してやってほしい」と訴えた。

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