レバンガのレジェンド・折茂社長 引退試合6・18に決定!本格的トレーニング開始

[ 2022年3月4日 05:30 ]

本格的に練習を開始した折茂代表
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 レバンガ北海道の折茂武彦社長(51)の現役引退試合が6月18日午後2時から北海きたえーるで開催されることが決まり、3日に札幌市内で本格的トレーニングを開始した。19~20年シーズン限りで27シーズンの現役生活を終えた後、引退試合が20、21年に計画されていたが、コロナ禍で延期になっていた。参加メンバーは今月9日を皮切りに随時発表される。

 引退から2年。日本出身選手最多の通算1万238得点をマークした男も、久しぶりのコートで息が上がった。約1時間、あらゆる角度からシュートを打ち続けた折茂社長は「バスケは走れないと厳しい。やっていないと、ここまで落ちるんだな」と苦笑いした。
 参加メンバー、チケット発売など詳細は今後発表されるが、引退選手、現役選手を含めた豪華メンバー20数人が参加予定。「皆さんが期待されるメンバー、皆さんが見たい選手」が“レジェンド”のラストを彩る。

 「応援してくれた人に感謝を込めてプレーしたい」と思いは強い。すでに年明けからウエートトレーニングとランニングを開始。食事制限による体重コントロールで、大学時代から引退時までキープした78キロにあと2キロと、現役時代に近い状態に戻すべくストイックに追い込んでいる。折茂代表の盟友で、参加メンバーに“決定”している佐古賢一ヘッドコーチ(51)は「(折茂)代表は張り切っている。僕も盛り上げられるように頑張りたい」とバックアップを誓う。

 今後はレバンガのユースチームとの練習なども行いながら状態を上げていく。「“折茂は折茂だった”と終われるように」。“引退試合”の枠を超えた華麗なプレーで有終の美を飾る。(竹内 敦子) 

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2022年3月4日のニュース