平野歩夢 五輪史上初 1本目で大技「トリプルコーク1440」成功! 途中転倒も2本目以降に弾み

[ 2022年2月11日 10:57 ]

北京冬季五輪第8日 スノーボード・ハーフパイプ男子決勝 ( 2022年2月11日    雲頂スノーパーク )

平野歩夢(AP)
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 スノーボード男子ハーフパイプ(HP)決勝が11日、北省張家口の雲頂スノーパークで行われ、平野歩夢(23=TOKIOインカラミ)が1本目で大技「トリプルコーク1440」成功させた。五輪で同技を成功させたのは平野歩が初めて。

 3回のランでベストスコアを争う決勝の1本目で大技「トリプルコーク1440」を成功させた。途中で転倒して得点は33・75で1本目を終えて9位だが、2本目以降に好感触を得た。

 9日に行われた予選では、1回目87・25点、2回目93・25点で、3度目の冬季五輪で初めて予選1位で決勝に進出していた。

 ◇スノーボード・男子ハーフパイプ 半円筒状のコースで両側の壁を往復しながらジャンプ、回転などの演技を行い、採点による得点で争う。1度の滑走で5~6回のトリック(技)を行い、6人の審判員が1人100点満点で採点し、最高点と最低点を除いた4人の平均点が得点となる。決勝には、9日に行われた予選の上位12選手が出場。スタート順は予選の成績下位からで、3回の試技のうち最も高い得点を採用して順位を決定する。

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