ロコ・ソラーレが大会初白星 吉田知那美「やりたいことを全部やろうという風に思っています」と意気込み

[ 2022年2月11日 18:26 ]

北京五輪第8日・カーリング女子1次リーグ ( 2022年2月11日    国家水泳センター )

勝利を喜ぶ日本(ロイター)

 カーリング女子は11日、10チーム総当たりの1次リーグで18年平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレの日本は、2戦目で世界ランク5位の強豪カナダと対戦し、8─5で勝利した。

 第3エンドに後攻で2点を取り、先攻の第4エンドではスチールで1点を追加。2点を失った直後の第7エンドでは藤沢五月のラスト一投ですぐさま2点を取り返した。第8エンドには1点許すも、3点リードで迎えた第10エンド。3点差を追いつけなかった時点でカナダは「コンシード」を行った。日本は強豪相手に見事勝利。大会初白星を飾った。

 試合後のインタビューで吉田夕梨花は「昨日の反省を活かして、昨日はドローショットもすごく決まっていたので今日は今日のアイスでチーム全員で決めれたかなと思います」とし、アイスの状態については「12月にオランダでやった時よりはだいぶ素直なアイスです」と笑顔をみせた。

 吉田知那美は強豪・カナダからの勝利に「グランドラムのタイトルを獲ったりとか、カナダのチャンピオンで、誰もが知る素晴らしいカーリングのチームなので、私たちもカナダチームと戦うのはすごく好きなので、まずオリンピックで対面できたことにすごく感動していますし、なおかつ勝てたことは本当に大きな一勝だなと思います」と振り返った。また「オリンピックはこれを逃すとまた4年無いので、私たちのやりたいことをやらなかったら、また4年待たなきゃいけなくなるので、やりたいことを全部やろうという風に思っています」と意気込んだ。

 藤澤五月は2度目の五輪に「4年経ったのはもちろんあって、みんな年も取って成長もしたし周りのチームも4年前と同じチームが出たり、新しいチームが出たり、色んな部分で大きな変化はたくさんあって成長した部分の違いもたくさんあると思うので、今回のオリンピックを1番ベストなものにしていきたいなと思います」とコメント。「昨日の負けで改善点がみれて、もうその失敗はしないようにみんなで確認して心掛けてアイスに乗れて、雰囲気から違う気持ちで戦えたのがよかったと思います」と試合を思い返し、最後には「今日しっかり食べて、しっかり寝てあした寝坊しないで起きれるように頑張ります」とした。

 次戦はあす12日に世界ランク10位のデンマークと対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2022年2月11日のニュース