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中井孝治氏 歩夢の試合運びはさすが、ジャッジ傾向読み解き“確実”な演技構成

[ 2022年2月10日 05:30 ]

北京五輪第6日 スノーボード男子ハーフパイプ ( 2022年2月9日    雲頂スキー公園 )

平野歩夢(AP)
Photo By AP

 【スノーボード斬る・中井孝治】平野歩はさすがの試合運び、演技構成だった。先に行われた女子予選で高さと完成度が伴わなければ難易度が重視されないジャッジ傾向を読み解いたのか、1本目は難易度を抑えながらも120%立てそうな技のルーティンで予選突破を確実にした。そして他の選手の出方を見ながら、2本目はさらに難度を上げて狙い通りの1位通過。特に高さは群を抜いていた。

 金メダル争いのライバルは自分自身だろう。今回のパイプはサイズと斜度があってスピードに乗りやすく、トリプルコーク1440も成功できるとみる。さらに1440のコンボ、1260のコンボを組み合わせれば、予選2回目の93点台からさらに得点を伸ばせるだろう。

 平野流も素晴らしい技術とメンタルを見せ、まだ余力を残している。戸塚は技のバリエーションが多く、スイッチフロント1260などの大技から、背中側に回るスイッチバック1080を含むルーティンを決めきれば、好勝負になるだろう。(スノーボード・ハーフパイプ五輪2大会連続代表、プロスノーボーダー)

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