開会式に国内からの招待客ら「5万人」 コロナ対策で関係者も一様にマスク姿

[ 2022年2月5日 05:30 ]

北京五輪開会式 ( 2022年2月4日 )

行進する中国選手に手を振る観客(撮影・小海途 良幹)
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 開会式では午後8時(日本時間午後9時)前、会場の大型ディスプレーに習近平国家主席の姿が現れ、その後開会へのカウントダウンが始まった。10秒前からは観客もマスク越しに声を合わせカウント。ゼロになり、鮮やかな花火が打ち上がった。

 日本の選手団はベルギーに続く、全体の10番目に登場した。参加した選手は13人。前回の平昌五輪の37人から大幅に減った。気温が氷点下に冷え込む中、黒いおそろいのマスクを着けて行進。跳びはねたり、バック転をしたりして、小旗を振る観客にアピールする選手もいた。

 約9万人を収容できる会場は新型コロナウイルス対策のため空席も目立った。観客は国内からの招待客らに限定。中国メディアは観客数を「5万人」と報道した。選手だけでなく、各国の要人やスタッフ、メディア関係者も一様にマスク姿だった。会場周辺は道路が封鎖され、警備車両が並んだ。

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2022年2月5日のニュース