鍵山優真「変に緊張せずに楽しんでやりたい」練習初日から4回転2種着氷 北京五輪

[ 2022年2月3日 11:18 ]

<北京五輪 フィギュア練習>練習する鍵山優真(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪フィギュアスケートの公式練習が3日、会場の首都体育館で行われた。前日に北京入りした男子で初出場の鍵山優真(オリエンタルバイオ・星槎)が本番リンクで調整した。

 フリー「グラディエーター」の音楽をかけて、サルコー、トーループの4回転やトリプルアクセルを着氷。その後は転倒したが、4回転ループにも挑んだ。リンクの氷について「凄く良かった。少し柔らかめの氷で、自分のスケーティングに合っている」と好感触を得た様子だった。

 フリーでは冒頭の4回転サルコー、続く4回転ループと高難度ジャンプが続く構成で挑む予定。「成長した自分を見せたい。成功するにしても失敗するにしても、後悔ないようなジャンプを跳びたい」と意気込んだ。

 昨年10月にはテスト大会を兼ねた同じ会場でのアジアンオープントロフィーで優勝。練習前には、父の正和コーチから「(会場に)戻ってこられて良かったな」と声を掛けれたという。五輪2度経験の父と挑む夢の祭典。「この舞台に立つことができて良かった。せっかく来たんだから、変に緊張せずに全部楽しんでやりたい」と話した。

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