ロシアの“絶望”15歳・ワリエワが圧巻4回転連発　日本のライバル、本番リンクで初練習

本番会場で初の練習に臨むワリエワ（撮影・小海途　良幹）
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　北京五輪フィギュアスケートの公式練習が2日、会場の首都体育館で行われた。女子で金メダル最有力候補の15歳ワリエワらROC（ロシアオリンピック委員会）の3人が本番リンクで現地入り後の初練習を消化した。

　ワリエワは35分の練習序盤にフリー「ボレロ」の曲かけを行い、冒頭の4回転サルコー、3回転半、トーループの4回転―3回転などを着氷。強すぎて「絶望」というニックネームで知られるスケーターが、初練習から強烈な存在感を見せた。

　昨季の世界選手権女王シェルバコワ、高難度ジャンプが武器のトルソワもルッツ、フリップの4回転などを着氷。3人の同門の先輩で18年平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワがテレビのリポーターとして見守る前で軽快な動きを見せた。