宇野昌磨、右足首の痛みは「大丈夫」「調子もだいぶ上がった」~初練習一問一答~

[ 2022年2月3日 11:03 ]

<北京五輪 フィギュア練習>練習する宇野昌磨(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪の開幕を4日に控え、フィギュアスケート男子の宇野昌磨(トヨタ自動車)が3日、首都体育館の本番リンクで調整し、取材に応じた。

 【宇野昌磨と一問一答】

 ――初練習を終えて

 「氷がすごく柔らかいというか。ジャンプを跳んだ感じ、これが跳びにくいとかは感じなかった」

 ――2度目の五輪

 「今はほんとに練習と同じ気持ちというか。環境が変わって練習してきたものをちゃんと試合で出せるように、早く調整したいなと思っている。今の練習はジャンプは1本ずつ跳ぶことはできたけど確率はあまり良くなかった。ただ、動画で見直した限り、ここが悪いというのはあまり見当たらなかったので、単純に体が朝早い時間に対応していなかったのかなと思う。慣れさせるのか早く寝るようにするのか、自分に相談しながらやっていきたい」

 ――ステファンが陽性に、どんな連絡があったのか

 「3日前くらいですかね。みんながすごい僕に気を使うというか。僕にうまく伝えてくださいって感じをすごく感じるけど、僕としてはもちろんいてくれることに心強さは感じたりしますし、ステファンコーチがいると試合だなって感じがあると思うけど、五輪に限らずですけど、選手も1つの大会に向けて最善を尽くして努力して、よりよい演技をしようとしているけど、コーチも一緒だと思う。選手が大会にかける思い、コーチが大会にかける思い、決してどっちが優劣があるとかじゃないと思う。選手が試合に出られないくらい、本人が悔しい気持ちがあると思うので。一刻も早く陰性の、どうにか乗り越えて無事に来られることを願っています」

 ――心境の変化は

 「不安はないけど、練習からほとんど1人で練習していて。不安とは違うけど、どうなるのかなと単純な疑問。試合=ステファンとなっているので、自分の中で試合という感触に切り替わるのが遅いんじゃないかっていうのだったり。どうなるか分からない。練習通りが逆にできていいかもしれないけど、なってみないと分からない。ただ、この大会は他の大会と違って長期間でもあるので、その時感じたことをまた喋っていきたい」

 ――全日本後は

 「名古屋フェスティバルの前日に練習を再開して、名古屋フェスティバル終わってから結構、自分でも焦り気味に追い込んで練習を再開したけど、やはり(右足首は)完治はしていないみたいで。なので、足の状態を見ながら1週間前くらいから練習量を少し落とし、体の状態も整えながら。そうすると、体の状態もだいぶ良くなりましたし、調子自体もだいぶ上がった。追い込んだ成果もあり、体力も余裕で持つようになった。そこらへんはそんなに心配していない。(痛みは)大丈夫」

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