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【二所ノ関親方 真眼】下半身の強さ伝わる阿炎の攻め 地道な鍛錬の成果出た

[ 2022年1月21日 05:30 ]

大相撲初場所12日目 ( 2022年1月20日    両国国技館 )

<初場所12日目>隆の勝(右)を攻める阿炎(撮影・郡司 修)
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 阿炎には他の力士にはない長所があります。手足の長さ。相撲では大きなアドバンテージになりますが、それを生かすには人一倍下半身を強化する必要があります。基本を中心に鍛錬し、体幹を強化。阿炎は幕下に落ちてから地道に鍛えてきたことが最近の相撲に表れています。下半身の強さが十分伝わるような攻め。以前より威力は増し、はまった時の攻撃はもの凄いものを感じます。

 隆の勝も下半身の強さは現役屈指。その力士が崩れるように負けたシーンは衝撃的です。手を伸ばして先制し、二の矢で頭から当たって駄目を押す波状攻撃。これをやられては残せません。

 2敗で優勝争いのトップに並びました。初優勝が6年連続で誕生している場所でもあり、阿炎に追い風も吹いています。13日目は御嶽海との決戦。相手は突き押しの対処がうまいだけに中途半端になるのはご法度。思い切りやるという気構えを貫けば勝機も見えてくるはずです。(元横綱・稀勢の里)

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